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淺析不贊同言語行為

2016-05-30 06:07林艷靈
西江文藝 2016年6期

林艷靈

【摘要】:在日常生活中,我們常常會在會議,討論或爭論時,與他人交流自己的意見。在此類場景中不贊同言語表達是必不可少的。不贊同言語表達是一種言語行動。但目前有關不贊同言語行為的研究尚未成熟。本稿淺析了不贊同言語行為的定義與研究對象以及與拒絕言語行為間的關系,并闡述了對不贊同言語行為進行研究的必要性。

【關鍵詞】:不贊同言語表達;言語行動;禮貌理論;威脅面子行為

1.はじめに

異文化間コミュニケーションに関する研究は、言語學、人類學、哲學をはじめ、多様な研究領域が交差する位置において様々なアプローチにより、研究が行われている?その中、言語使用に関する研究領域における理論的枠組みの一つに発話行為理論がある?発話行為理論では、発話行為に著目することにより、言語の統語論上、あるいは意味論上の意味を超えた語用論的側面の記述に寄與することが可能である?さらに、この理論枠に基づく考察は、個別文化下における様々な言語使用のあり方を説明する一助となり、ひいては異文化間における人々のコミュニケーション能力の解明への貢獻が期待される?このような狀況下で、発話行為に焦點が當てられ、第二言語習得、異文化語用論、中間言語語用論等、多様な角度からの研究が行われているが、「感謝」·?依頼?·?斷り?の発話行為に比べ、「不同意」の発話行為を分析対象とした研究は少ないことが指摘されている。不同意の言語行動はここ十年から注目されており、最初はBrown & Levinson(1987)によって定義付けられたのである。従い、中國における不同意の言語行動に関する研究は、中國人の英語學習者と英語の母語話者間の比較研究が比較的に多く、中日間における比較は非常に少ない。

不同意表明は対人関係の維持と深く関わっているため、「社會言語學」、「第二言語習得」、「語用論」などの幅広い分野から取り扱われた研究が多數である。中國人日本語學習者にとって、日本語言語社會の行動規範と言語ストラテジーを理解することは非常に重要である。特に、日常生活においては、會議や討論、他人との議論など、意見を交換する場面が、「斷り」、「依頼」、「謝罪」に比べても少なくない。本稿では、不同意表明の言語行動について、その定義、研究対象、研究の必要性について考察することにする。

2.不同意の定義について

不同意表明の言語行動に関する研究がまだ未熟であるため、不同意の定義については、研究者により多少の違いがあり、まだ一致されていない。

Rees-miller(2000)は Brown & Levinsonの「ポライトネス理論」に則っとり、「不同意」を「話し手Sは、聞き手Aが発話した、もしくは信奉していることが前提とされるある命題Pが、真実ではないとみなした場合に不同意し、Pではない命題內容または含意を持つ発話で反応する。(木山 2005の訳)」と定義した。堀田·吉本(2012)は、「聞き手Aが発話した意見や提案、もしくは信じていることが前提とされるある命題Pについて、話し手Sが同意せず、Pではない命題內容または含意をもつ反応した一連の発話(群)」と定義しており、木山(2008)は、不同意を「相手の発話が表す事実あるいは意見について、納得しない、または受け入れていないことを伝える発話(群)である」と定義している。

堀田·吉本(2012)と木山(2008)による定義は、Rees-miller(2000)と違い、意見や提案または事実や意見に対する不同意であると、もっと具體的になっている。

松村瑞子は、2015年11月13日の日本語教育學講座講演會で、「日本人の言語行動におけるポライトネス―効率的な日本語ポライトネス指導を目指して―」という題で講座を行い、言語行動には、依頼·勧誘と斷り、謝罪、褒め、不同意表明、感謝等があると述べた。しかし、椙本(2000)は、不同意に関わる研究には、依頼に対する斷り、申し出や勧誘に対する斷り、評価に対する不同意などがあると述べている。従來の研究では、「依頼」や「誘い」、「申し出」に関する斷り表現の言語行動に関する研究は多かったが、果たしてこれらも不同意の言語行動に入るのか、斷り表現と不同意表明の言語行動はどのような関係があるのだろうか。

不同意表明に関しては、會話分析のアプローチによる研究が少ない。會話分析で注目する研究対象の一つに「隣接ペア」がある?!鸽O接ペア」は、隣接した発話のペアであり、二つの発話が機能的に最初の発話に依存する一対の発話のことである(林 2012)。堀田(2013)は、この理論とLevinson(1983)を參考に以下の表を出した。

つまり、斷り表現は「承諾」に対応し、「依頼」、「申し出/誘い」に対する非選好的応答であり、不同意は「同意」に対応し、「評価」に対する非選好的応答である。従い、斷り表現と不同意表明は非選好的応答の言語行動に屬しており、ぞれぞれ違う言語行動であると言うことが分かる。

次に、中國語の場合を見てみよう。

劉(2004)は、Richards,J.C.とSchmidt,R.W.(1983)がまとめた八つの「隣接ペア」を中國語に合わせ、また、機能が似ているのは一つの「隣接ペア」に入れ、合計十五個の「隣接ペア」をまとめた。そこから、本研究に関係のある四つの「隣接ペア」を抽出して以下に示す。

1.提供(邀請)-接受/謝絕/搪塞/質疑

2.要求(請求、命令)-接受/推遲/搪塞/拒絕/質問

3.陳述(評論)-陳述/補充/肯定/質疑/確認/提問/否定

4.建議-同意/搪塞/反對/質疑

前の方は先行発話の種類であり、括弧內のものは似ている機能を持っている発話で、前の分類に含まれているという意味である。ハイフン後ろの方は、先行発話に対する応答の種類である。従い、上記の1と2は選好的応答の「承諾」に対応する非選好的応答の「斷り」を持っており、斷り表現の研究対象となり得る。ここでの「提供(邀請)」と「要求(請求、命令)」は、日本語の「誘い」、「申し出」、「依頼」、「要求」、「命令」に対応する。これに対し、3と4は選好的応答の「肯定」、「同意」に対応する非選好的応答の「否定」、「反対」つまり「不同意」の応答を持っている不同意表明の研究対象となり得るものである。ここでの「陳述(評論)」と「建議」は日本語の「意見や考えの陳述」、「評価」、「対案」に対応する。

この節をまとめると、斷り表現と不同意表明は違う言語行動であるが、両方とも非選好的応答の言語行動に屬しており、中日における「不同意表明」は、「聞き手Aが発話した意見や考えの陳述、評価、提案、もしくは信じていることが前提とされるある命題Pについて、話し手Sが肯定、同意せず、Pではない命題內容または含意をもつ応答の発話(群)である?!工榷x付けられると思われる。

3.ポライトネスと不同意表明

ポライトネスは各種の異なる文化の中に存在しており、友好な人間関係を保ち、コミュニケーションが調和的に行うようにするために欠けてはならない、非常に重要な役割を果たす。長年、研究者は、いろんな角度からポライトネスについての分析を試みた。

その中でも、BrownとLevinsonのポライトネス理論が、ポライトネスに関する理論としては最も代表的なものである。BrownとLevinsonは人類學者であり、彼らによって提出されたポライトネスとフェイス侵害行為は人類學と哲學の角度から出発したものであるが、これらの理論が提出されてから、言語學者の注目を浴び、この理論に基づいて數多くの研究を行った。また、Brown & Levinson(1987)では、敬語を有する言語、そうでない言語にかかわらず、ポライトネスが人間の言語行動の中に存在する普遍的な要素であると指摘されている。これについての田中(2011)の訳文によると、フェイスとは「人、個人が維持しようとする世間に対する自己イメージ」であり、「ポジティブ·フェイス」と「ネガティブ·フェイス」の二つに分類される。ポジティブ·フェイスとは「すべての構成員が持っている、自分の欲求が少なくとも何人かの他者にとって好ましいものであってほしいという欲求」であり、ネガティブ·フェイスとは、「すべての能力ある成人構成員が持っている、自分の行動を他者から邪魔されたくないという欲求」である。

非選好的応答に屬する斷り表現と同じく非選好的応答に屬する不同意表明もフェイス侵害行為である。従い、フェイス侵害行為を少なくするためのポジティブ·ポライトネスのストラテジーが必要となり、意味公式のストラテジーの考察も必要である。

また、不同意は「不同意の対象となる先行発話(群)が、相手に対するプラス評価、または自己に対するマイナス評価ではない場合」の「実質的不同意」と「不同意の対象となる先行発話(群)が、相手に対するプラス評価、または自己に対するマイナス評価である場合」の「禮儀的不同意」に分けられる(木山 2008)。このようになると、「禮儀的不同意」には「褒め」の言語行動の一つも含まれていることになる。従い、「禮儀的不同意」はいくつかの言語行動の領域を跨っている可能性が見られ、不同意表明に関する研究は「実質的不同意」の方を研究するのが望ましい。

4.おわりに

最近日本語教育の分野では、語用論的能力の養成に重點が置かれるようになってきている。不同意表明の言語行動は、日常生活で頻繁に行われており、表明の仕方によっては、フェイス侵害行為となり、不愉快や衝突が起こりえ、コミュニケーションがうまくいけない狀態になる可能性がある。しかし、「依頼」、「斷り」、「感謝」、「謝罪」の言語行動とは違い、「不同意表明」に関する研究は少なく、特に學習者における第二言語の「不同意表明」に関する研究はもっと少ない。あるとしても、中國人英語學習者における研究が多い。

本稿では、先行研究の理論を述べながら、中日における不同意表明の定義について考察し、研究対象を確定できたと思われる。また、斷り表現と不同意表明は非選好的応答の言語行動に屬していることが分かった。

今後は、中日における不同意表明の言語行動の対照研究を行い、両國における不同意表明はどのようなストラテジーによって展開し、どのように対人配慮を具現化するのかについて比較する。さらには、中國人日本語學習者における不同意表明の言語行動を考察し、中國人日本語學習者と日本語母語話者との間に差異が生じた場合、そのストラテジー明確にし、母語からの影響があるかどうかについて、実証的研究を行い、中間言語語用論の観點から解明することができると思われる。これはまた、外國語教育に役に立つことができるだろう。

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